機器の取替や設置を簡素化した集合住宅向けISPサービス

2020年07月17日

　集合住宅のインターネット環境提供サービスを行うギガプライズ（東京都渋谷区）は、新築物件向けISPシステム『PWINS（ピーウィンズ）』と、既存物件向けISPシステム『SPES（エスピーイーズ）』を開始。どちらも大掛かりな宅内工事が不要で、コストも削減できます。

大掛かりな宅内工事不要で安定したWi-Fi環境を実現

ギガプライズ　／　PWINS（ピーウィンズ）、SPES（エスピーイーズ）

　集合住宅向けISP事業（全戸分に一括してインターネットを提供するサービス）を手掛けるギガプライズ（東京都渋谷区）は、大掛かりな宅内工事が不要なインターネット環境提供サービスを2タイプ展開しています。

　一つ目は新築物件向けISPシステム『PWINS（ピーウィンズ）』です。壁に埋め込んだWi-Fiのアクセスポイントと通信を行う無線ユニットを分離させ、アンテナを壁外へ出すことにより安定したWi-Fi環境を実現しました。今後予定されているWi-Fi通信規格の進歩による機器交換の必要性が生じた場合でも、通信部分のユニット交換のみで対応をすることが可能です。

　二つ目は既存物件向けISPシステム『SPES（エスピーイーズ）』です。電話回線用の2芯ケーブルを利用した屋内工事が不要なWi-Fi接続サービスで、入居者は電話回線に機器をつなげるだけでインターネットを利用できます。子機の宅内装置は縦100mm、横120mm、厚さ27mmと小ぶりなため、梱包した状態でも郵便ポストに投函が可能なサイズ。入居者が不在時でも宅配することができます。

　両サービスとも、機器の交換や設置で大掛かりな宅内工事は不要で、工事費用だけでなく、入居者との宅内工事の日程調整の手間も削減できることが大きなメリットです。