LINE追客を自動化するシステム。行動分析しメッセージを配信

2024年06月06日

 「ALL GRIT」は、住宅・不動産業界向けの営業支援システムです。導入企業のLINE公式アカウントを友だち登録した顧客に対し、反響・来店後の連絡やイベントの通知を自動で行います。顧客のステータスや行動をシステムで管理し、追客の手間と時間を削減します。

▲顧客の行動やアポイントメントの状況が一覧できるダッシュボード画面

24時間体制の接客で、顧客とコミュニケーション強化

ギバーテイクオール / ALL GRIT

 住宅購入支援システムの開発を行うギバーテイクオール(東京都港区)は、住宅・不動産業界向け営業支援システム「ALL GRIT(オールグリット)」を提供しています。導入企業のLINE公式アカウントを友だち登録した顧客を「ALL GRIT」に自動登録し、反響・来店後の連絡やイベントの通知を自動で行います。顧客のステータスや行動をシステムで管理し、送信したリンクをクリックするといった行動をした顧客をまとめて追客対象とする「アクションリスト」を自動作成。特定の行動をとった顧客に自動でメッセージを送信するシナリオ配信も可能です。追客の手間と時間を削減し、メールと比べて開封率・クリック数が高いLINEを利用して小まめな追客を行うことで来店・成約率を上げます。

 同システムの利用料は、月額5万5000円(税込み)から。初期費用はサポート対応範囲によって変わります。アカウント発行やLINE公式アカウント運用コンサルティング、LINE友だち登録を促すポップアップバナーの作成代行などを含むプランが好評とのこと。

 2022年8月に提供を開始し、導入社数はハウスメーカーや工務店を中心に約100社。導入によって資料請求数が前年の1.2倍になり、0%の月も多かった来店率が50%になる月が出てきた事例もあります。同社の河野清博社長は、「ALL GRITを用いてアナログ業務を減らし、生産性アップに貢献していく。不動産賃貸・売買や中古自動車ディーラー、保険代理店など、商品価格が比較的高く顧客との関係構築が重要な業種に提供を進めていきたい」と話します。

【商品概要】
名称:ALL GRIT
価格:※詳細はギバーテイクオールに問い合わせを
自動化・BOT化できる業務例:電話に代わり自動追客、長期追客をBOTが代行し再来場獲得、見込度の高い顧客に絞りイベント予約のプッシュを自動化、OB顧客に対する紹介営業をBOTが代わりに自動対応、アフターメンテにおいて日程調整・定期点検の連絡を自動化、不具合報告をLINEに集約し現地調査を減らす、リフォームOB顧客に対し定期連絡・案件発掘を自動化など
サポート体制:初期の立ち上げサポート、運用を開始後はLINE Green Badge認定資格のある担当者によるサポート(6カ月間無料、7カ月目以降は有料)

【会社概要】
社名:ギバーテイクオール
設立:2017年
代表取締役CEO:河野清博
資本金:2億1151万円
事業内容:住宅購入検討社と工務店をオンラインでマッチングさせる住宅相談カウンター「auka」の運営、住宅・不動産業界向けLINE運用ツール「ALL GRIT」の開発・販売など
従業員数:20人(2023年11月現在)
本社所在地:東京都港区麻布十番1-5-26-3F
連絡先:問い合わせフォームより