仲介事業のBPOサービス、事務業務を１時間1430円から

2024年05月24日

　プロセルトラクション（東京都渋谷区）は、仲介会社向けのBPOサービス「プロアポアシスタント」を全国で展開しています。不動産ポータルサイトや業者間流通サイトに掲載する物件情報の入稿・更新作業を手がけるほか、物件の売り出しや成約情報の取り込み、情報資料の作成など、賃貸物件の仲介業務における事務作業を代行します。

ウェブ構築や運用代行も可能。MEO対策も実施

プロセルトラクション　／　プロアポアシスタント

　不動産事務のアウトソーシング事業を手がけるプロセルトラクションは、2022年から仲介会社向けのBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービス「プロアポアシスタント」を全国で展開しています。

　不動産ポータルサイトや自社サイト、アットホーム（東京都大田区）が運営する不動産情報プラットフォーム「ATBB（アットビービー）」、業者間流通サイト「REINS（レインズ）」で掲載する物件情報の入稿・更新作業を手がけます。加えて、物件の売り出しや成約情報の取り込み、物件撮影、物件情報資料の作成、物件確認の電話対応など、賃貸物件の仲介業務における事務作業を代行します。ウェブ構築や運用代行も可能です。「グーグル」に店舗や企業情報を掲載する「グーグルビジネスプロフィール」に登録した情報を「グーグルマップ」上で優先的に表示させるMEO（マップエンジン最適化）対策も実施。そのほか、反響対応や管理物件を獲得するためのオーナーへのテレアポ代行も行います。

　BPOサービスとして委託する業務のタスクやフローを、同社が不動産会社からヒアリングして設定します。委託する業務内容や月間契約稼働時間によって時間単価を決定。時間単価として最低1430円、一つの業務につき2万2000円（いずれも税込み）から依頼が可能です。同社の長谷川裕樹社長は、「不動産会社への提案を強化している。同サービスの導入会社数は2024年中に約100社になる予定だ」と話します。