AIを活用して、あらゆる書類のデータ入力自動化を実現
2023年11月20日
TSクラウド(長野県上田市)は、グーグルが提供する法人向けビジネスソリューション「GoogleWorkspace(グーグルワークスペース、以下GWS)」のプラグインとして、書類のデータ入力を自動化する「ChatGPTデータ入力ヘルパー」を提供します。ChatGPTを活用して、請求書や光熱費明細など、あらゆる書類のデータ入力の自動化を実現し、作業時間とコストを大幅に削減します。複雑な設定や、ITの知識なしで利用が可能です。
Googleドライブを活用してデータ入力の手間を削減
ChatGPTデータ入力ヘルパー / TSクラウド
データ入力を行うには、Googleドライブのサイドバーから「ChatGPTデータ入力ヘルパー」を選択し、読み込む書類の種類とデータ入力したい項目を指定します。書類をアップロードすると、Googleスプレッドシート上にデータが自動で出力されます。書類の種類は、画像ファイル、PDF、Googleドキュメントのいずれかであれば読み取りが可能です。
請求書の入力を自動化する場合は、出力するデータとして「企業名」「インボイス登録番号」「請求金額」などの項目を指定します。請求書ごとにフォーマットが異なっていても、AIが認識・判断を行うので、読み取り可能です。文字が不鮮明でデータ化できなかった書類は、読み取り不可のフォルダに格納されるので、その部分のみ人が対応を行います。「ルーティーンワークのデータ入力作業を自動化します。一部のデータや最後のチェックのみ人間が行うことで、大幅に業務効率化できます」(事業責任者 早坂さやかさん)
建設会社では、現場で発生する電気代・水道代の領収書のデータ入力を自動化しました。領収書をスマートフォンで撮影して、「領収書」フォルダに保存するだけでデータ入力が完了するので、現場監督者の事務作業が大幅に軽減されました。
GoogleのAIは目、ChatGPTは脳の役割
サービスの利用にはGWSの導入が必要です。ファイルの情報はAIには学習されないので、セキュリティ面でも安心して運用できます。「目の役割をGoogleのAI、内容の判断をChatGPTが行います。ChatGPTはデータ入力を得意としているので、99%の精度で入力できます」(事業責任者 早坂さやかさん)
料金体系は、データ化する書類の枚数に応じた従量課金制です。今後は個人のGoogleユーザーも利用できるプランの提供も予定します。
【商品概要】
名称:ChatGPTデータ入力ヘルパー
価格:29ドル/200枚〜 20枚まで無料トライアルあり
【会社概要】
社名:TSクラウド
事業内容:オフィスツール・環境のクラウド化業務、Google Workspaceの販売代理店業務
設立:2020年3月
代表者:井上拓磨
本社所在地:長野県上田市中央2-10-15 千曲錦ビル
連絡先:050-5526-7289