後付けできるスマートロック ハンズフリーでドアを解錠

2023年03月11日

 総合精密部品メーカーのミネベアミツミ(長野県御代田町)は、スマートロックの新製品「SADIOT LOCK2(サディオロックツー)」を発売しました。ドアの内側から、両面テープで簡単に後付けができ、近づくだけで解錠できるハンズフリー機能やオートロック機能などを搭載したスマートロックです。

▲「SADIOT LOCK2」カラーは全5種

ドア開閉を検知して施錠するオートロック機能も搭載

ミネベアミツミ / SADIOT LOCK2

 「SADIOT LOCK2」は、2022年11月に発売されたスマートロックの新製品です。ドアの内側から、両面テープを貼るだけで取り付けることができ、スマートフォンを使って解施錠や履歴の確認、堅牢なセキュリティなどを備えています。

 鍵の解錠方法は、スマホや腕時計型端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」のアプリ操作、スマホをかざすなどの6タイプから設定します。専用のアプリをインストールすることで、スマートフォンを持って近づくだけで鍵を解錠できるハンズフリーの解錠もできます。鍵の解錠者は20人まで登録可能です。

 グループ会社で、鍵メーカーのユーシン・ショウワ(大阪府茨木市)が持つノウハウと、ミネベアミツミの技術を組み合わせて開発しました。外部からのハッキングを防ぐためのセキュリティーチップを搭載しています。2022年に販売した「SADIOT LOCK」と比べ、ダブルセキュリティ対策、アプリによる解錠スピードの短縮、ドアが閉まったことを検知してから自動で施錠するオートロック機能など、スマートロックとしての基本機能が進化しています。このほか、オプションで解錠用のリモコンや専用のハブなどを用意。ハブの設置により、解錠の履歴をスマホで確認でき、家族の見守りとしても機能します。

【商品概要】
名称:SADIOT LOCK2
価格:1万3200円(税込)
カラー:5種(ホワイト、ブラック、ストーングレイ 、ショコラブラウン、クレイベージュ)
本体サイズ:幅約61mm、奥行約70mm、高さ約124mm
重量:約168g(本体のみ、電池2本を含んだ重さ約202g)
電源:DC 6.0V、CR123Aリチウム電池2本
電池寿命:CR123Aリチウム電池2本で約6カ月(1日10回の解施錠で想定)
その他:1ドア2ロックにも対応

【会社概要】
社名:ミネベアミツミ
設立:1951年
代表取締役 会長兼社長執行役員(CEO & COO):貝沼由久
資本金:682億5800万円(2022年3月末現在)
事業内容:ベアリングなどの機械加工品事業、電子デバイス、半導体、小型モーターなどの電子機器事業、自動車部品・産業機械・住宅機器事業
従業員数:連結8万5954人(2022年3月末現在 ※派遣社員を除く)
本社所在地:長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106-73
連絡先:電話0267-32-2200