セメントの質感を生かした、街にも馴染じみやすい外壁材

2022年11月04日

 外装建材メーカーのケイミュー(大阪市)は、セメントの質感を生かした建築素材「SOLIDO(ソリド)」から、新たに「SOLIDO typeF facade(タイプエフ ファザード)」を販売しました。セメント由来のテイストが、街並みに馴染みやすい窯業系外壁材です。これまで内装材で好評を得てきたシリーズですが、外壁材を望む声に応えて、新たに開発されたものです。

▲セメントの風合いを生かし、雨風にも強い外壁素材

内装材シリーズが好評。外壁材を求める声に応えて開発

ケイミュー / SOLIDO typeF facade

 壁材を得意とするケイミューは、セメントの質感を生かした建築素材「SOLIDO」のうち、基本のモジュールが455×3030㎜と大判で、フラットに仕上がる「typeF」シリーズから、新製品「typeF facade(タイプエフ ファザード)」を2022年8月から発売しています。

 この「typeF」シリーズは、これまで内装材専用のラインナップでしたが、その質感やサイズ感から、外壁材を望む声に応えて新たに開発。「SOLIDO typeF facade」は、高温高圧の蒸気を加えて養生し、雨風に耐える製品に仕上げた外壁材です。もちろん、内装材としても使用できます。工業製品でありながら、硬化の際にセメントから湧き出す白華(エフロレッセンス)を抑制せず、自然な風合いに仕上げています。再生材料も積極的に活用しているのも特徴です。

【商品概要】
名称:SOLIDO typeF facade(一般名称 窯業系サイディング)
価格:1万670円/枚、7744円/㎡ ※製品本体のメーカー希望小売価格(税込)。工事費などは含まれない
カラー:セメント
サイズ:厚み16mm×455mm(働き幅)×3030mm
その他スペック:<用途>屋外壁、屋内壁、<準不燃材料認定番号>QM-0629、<施工>金具留め施工、<販売エリア>一般地域、<再生材料比率>約30%(2022年9月現在)

【会社概要】
社名:ケイミュー
設立:2003年
代表取締役社長:木村 均
資本金:80億円
事業分野:屋根材事業、外壁材事業、雨とい事業、海外事業
社員数:1819人(2022年4月現在)
本社所在地:大阪市中央区城見1-2-27クリスタルタワー13F
連絡先:電話0570-005-611(月~金曜9:00~17:00)