見る角度で表情が変わる 天然木挽き板のヘリンボーン床材 

2022年07月06日

 朝日ウッドテック(大阪市)から、天然木の挽き板を表面材に使用した「挽き板ヘリンボーンフローリング」が発売されました。ヘリンボーンとは、2種類の短いピースを組み合わせて山型の形状を作っていく伝統的な貼りパターンです。無垢材の質感と独創的なフローリングで個性的な空間を生み出すことができ、多様な顧客ニーズに応えることができます。

▲樹種は人気のオークとブラックウォルナットの2種類

個性的な空間でこだわりのある入居者のニーズに応える

朝日ウッドテック / 挽き板ヘリンボーンフローリング

 朝日ウッドテックは、2022年4月、新商品の「挽き板ヘリンボーンフローリング」を発売しました。天然木をのこぎりで厚さ2㎜に挽き出した挽き板を表面材に使用し、無垢材の素材感や重厚感があるフローリングです。

 天然木のフローリングは、見る角度や光を受ける向きによって、その表情が変化します。特に、ヘリンボーンはV字型に加工する特性もあり、同じ位置のフローリングでも表情の変化が顕著に表れるので、変化を楽しむことができます。樹種はオークとブラックウォルナットの2種類。厳しい含水率管理と材料選定、ひび割れ防止処理の施工により、床暖房にも対応可能な寸法安定性を備えています。製品表面には、耐摩耗性能に優れたつや消し塗装を施しており、土足の空間でも使用できます(内装のみ)。抗ウイルス・耐薬品など衛生性能も備えています。

 同商品が発売された背景には、インテリアに対する考え方が多様化し、自分好みの空間に仕上げたいと思う人が増えていることもあります。ヘリンボーンは、ヨーロッパの歴史的建造物等にも採用されてきた伝統的な床材の貼りパターンで、その見た目がニシン(Herring)の骨(Bone)のように見えることが語源で、根強い人気があります。個性的な空間に仕上げることによって、こだわりのある入居者のニーズにも応えることができそうです。

【商品概要】
名称:挽き板ヘリンボーンフローリング
価格:ブラックウォルナット4万920円/梱(税込)、オーク3万8390円/梱(税込)
サイズ:【寸法】厚み12×巾90×長さ428.5㎜、【梱包入数】40枚(Aタイプ20枚・Bタイプ20枚入、約1.54㎡入)※注文は梱包単位
断面素材:天然木無垢材挽き板2㎜厚、合板
カラー:ブラックウォルナット、オーク
その他スペック:マット塗装(土足・上履き兼用)、耐摩耗性・耐白化傷性、耐ヒールマーク汚染性、抗ウイルス・抗菌、面取り(四側面本実加工)※床暖房対応、耐摩耗性能の強い塗装、フリーワックス、5つの衛生性能を備えたHYGIENIC仕様
別売り:雇い実(50本入、サイズ4.3×8×85㎜)税込9900円/梱

【会社概要】
社名:朝日ウッドテック
設立:1952年
代表取締役社長:海堀哲也
資本金:11 億円
事業概要:木質内装建材の製造・販売
従業員数:822人(連結、2022年4月1日)
本社所在地:大阪市中央区南本町4-5-10
連絡先:電話06-6245-9505