賃貸住宅の全設備をリース 初期投資を抑えた空室対策が可能

2022年03月08日

　住宅設備機器の販売や設置工事などを行うエーツーデコア（愛知県名古屋市）は、東海地方の家主や管理会社向けに、賃貸住宅の住宅設備のリースを提供しています。取り扱うのは宅配ボックスや防犯カメラからシステムキッチンやユニットバスまで。初期費用を抑えた設備の刷新ができます。

人気の宅配ボックスや防犯カメラからトイレまで扱う

エーツーデコア ／ 賃貸住宅の設備リース

　エーツーデコアは、賃貸住宅の設備リースを展開しています。宅配ボックスや防犯カメラをはじめ、システムキッチンやユニットバス、洗面化粧台やトイレなど賃貸住宅の設備にあたるものすべてを取り扱っています。

　サービスの利用時はまず、同社が現場調査を行い、空室対策に有効な設備を提案します。利用にあたり、発生するのは設備の台数に応じたリース料金のみ。故障や不具合などには無料で対応します。リース期間は8年間で、9年目以降はリースの「継続」「取り換え」「買い取り」のいずれかを選択することが可能です。「継続」を選んだ場合、月額で払っていた金額が年額となります。つまり、宅配ボックスを月額5000円で借りた場合は年額６万円でしたが、９年目からは年額5000円となります。「買い取り」を選んだ場合、それまで借りていた月額費用の２カ月分を支払うことで、その設備の買い取りが可能です。キッチンやトイレなど、故障しづらく長く使用できる設備に関しては、買い取りを選ぶ家主が多いそうです。

　利用者は2022年1月で1000人を超えるとのこと。同社の吉田浩二営業部長は「初期費用を抑えながら設備の刷新ができるので、家賃を下げずに空室対策ができる」とこのリースを使うメリットを話します。