パーツのレイアウトが自在な　壁面キャットウォークが登場　

2021年12月01日

　建材や住宅設備機器メーカーのLIXIL（リクシル：東京都江東区）が2021年11月にキャットウォークとなる「猫壁（にゃんぺき）」を発売しました。壁面に設置したパネルにマグネット式の機能パーツを配置することで、自由にレイアウトできます。

賃貸物件なら、原状回復工事のタイミングに施工を

LIXIL　／　猫壁（にゃんぺき）

　マグネット式キャットウォールの新商品「猫壁（にゃんぺき）」は、壁にパネルを設置し、そこに猫が遊べるパーツを取り付けることでつくるキャットウォークです。パーツがマグネット式のため、レイアウトの変更が自由な点が特徴です。

　材質は、木製パネルに塗装スチールを施し、表面は樹脂製。このパネルを壁に設置し、マグネットシートが付いたボックス、トンネル、ステップの３種類の機能パーツを配置します。それぞれのパーツで猫が触れる箇所はフェルト生地で、猫にも優しく、着脱時に傷がつきにくい素材となっています。耐荷重は８㎏で猫が飛び乗ったり跳ねたりしても安心な設計です。 

　「猫壁（にゃんぺき）」はLIXILオンラインショップにて設置工事付きの販売となるため、事前に設置位置や梁などの現場調査が必要です。パネルは切断ができるので、コンセントの位置などにも対応可能。現状の壁紙を剥がすため、賃貸住宅ではリフォームや原状回復工事のタイミングに施工がしやすいでしょう。パネルとパーツを組み合わせた「猫壁セット」は、設置スペースに合わせて大小2種類あります。パネルカラーは3色でパーツは5色あり、室内空間とのコーディネートも可能です。