コンパクトサイズの蓄電池 賃貸住宅への設置で災害対策を提案

2021年02月17日

新電力会社のLooop(ループ:東京都台東区)は、コンパクトな新型蓄電池『エネブロック』を発売中。賃貸住宅においても、災害対策になると提案しています。

▲コンパクト型蓄電池『エネブロック』

災害対策賃貸住宅として競合物件との差別化

Looop / エネブロック

 新電力会社のLooop(ループ:東京都台東区)から、従来の蓄電池よりもコンパクトな新型蓄電池『エネブロック』を発売中です。

 こちらは2.4kWhの蓄電容量で、横440mm、縦89mm、奥行き410mmの大きさで、クローゼットや押し入れ、天井裏などのデッドスペースに設置できます。豪雨などによる水害で住宅が浸水した場合にも、高い場所に置いておけば水没リスクを回避することも可能。目安として2.4kWhの蓄電量で夜間1日分の電力を賄うことができます。

 さらに、搭載する太陽光発電システムの容量に応じて、14.4kWh(6台分)まで追加工事不要で買い足すことができ、各家庭の太陽光発電設備に適した蓄電池の組み合わせが可能。賃貸住宅に設置することで、急に停電した場合などに電気を供給できる「災害対策賃貸住宅」として競合物件との差別化を図ることもできます。

 スマートライフ事業部企画開発課企画チームの坂井亮平主任は「FIT(フィット:固定価格買取制度)の終了により、発電した電気は売るよりも自宅で使う自家消費するほうがお得になるケースが多い。太陽光発電システムを搭載しており、新たに蓄電池を購入する層がターゲット。敷地の狭い都内や水害リスクの高い海沿いでのニーズが高いと考えている」と語ります。価格は、蓄電池とDCコントローラー、外部インバーターセットでメーカー希望小売価格1台88万円、4台で238万円(ともに税別)。

【商品概要】
名 称:エネブロック
価 格:蓄電池・DCコントローラー・外部インバーターのセットで1台88万円、4台238万円(税別、メーカー希望小売価格)
サイズ・その他スペック:
【蓄電池】LP-HNDB0024-0105 / -0205(※外観が異なる2種類あり)
   蓄電池種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
   外形寸法:(横幅×奥行×高さ)440×410×89mm / 440×440×89mm、質量:24kg
【DCコントローラー】LP-HNDD0060-0104
   太陽光パネル入力:最大電力6,000Wほか
   外形寸法:(横幅×奥行×高さ)344×128×275mm、質量:8kg
【外部インバーター】LP-HNDI0020-0106
   最大電力:2,000W、外形寸法:(横幅×奥行×高さ)394×170×88mm、質量:4kg


【会社概要】
社名:Looop(ループ)
設立:2011年
代表取締役社長:中村創一郎
資本金:36億6900万円(資本準備金33億4800万円 ※2020年6月末現在)
事業内容:電力小売事業、電力小売事業に関わる各種業務委託業、太陽光発電所システムの開発・販売・設置・工事・管理・メンテナンス、自社太陽光発電所の設置・管理、独立型太陽光発電システムと周辺機器のインターネット販売、自然エネルギーを使用した商品の企画・開発・販売、損害保険代理店事業
本社所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階
連絡先:お客様窓口0120-707-454(年中無休 9:00~20:00)