小型・省電力化のスマートロック誕生 8つの解錠方法に対応

2022年03月02日

 スマートロックの開発および販売を手がけるビットキー(東京都中央区)は、住宅向けスマートロック「bitlock MINI(ビッロックミニ)」を発売。従来品より小型軽量化され、稼働時間も長くなり、また、同時発売の拡張アイテムと組み合わせれば最大8つの開け方に対応します。

▲本体のカラーはブラックとホワイトの2種類から選択できる

解錠方法の拡張アイテムも同時発売

ビットキー / bitlock MINI

 ビットキーは、2021年12月よりスマートロックbitlockシリーズから、住宅向けスマートロック「bitlock MINI」と拡張アイテム3つを販売しています。

 従来品の「bitlock LITE(ビットロックライト)」と比較し、本体サイズを小型軽量化し省電力性を向上させました。本体は従来品よりも縦約24㎜、横11㎜小型化し、重量も196グラム(電池込み)と20%ほど軽量化、稼働時間も乾電池2本で約500日以上使用可能に。取り付け方法はドアの内側に両面テープで本体を貼り付けるだけなので、工事不要で後付けも可能です。従来の製品よりもドアとの接地面を拡大したことにより、使用時の耐久性が向上しました。

 これまでは主にスマートフォンとのBluetooth(ブルートゥース)通信を利用していましたが、「bitlock MINI」の発売に併せて解錠方法を拡張するアイテムを同時に発売。同アイテムは3つあり、ドアの外側に取り付けてテンキー操作やICカードなどで解錠する「bitreader+(ビットリーダープラス)」、インターネット接続で遠隔操作が可能になる「bitlink(ビットリンク)」、カード型の専用リモコンキー「bitbutton Card(ビットボタンカード)」です。拡張セットとの組み合わせることで最大8つの解錠方法に対応可能となります。

 このほか、電池切れをスマートフォンに通知し、自宅へ交換用の電池を配送するサービスや、あらかじめ「bitlock MINI」と拡張アイテム2種をセットにした「開け方いろいろセット」と、スマホ以外に専用のリモコンキーでも解錠が可能な「家族あんしんセット」も販売し、利用者がスマートロックをより活用しやすい環境を整えて提供するとのこと。

【商品概要】
名称:bitlock MINI
価格:550円/月、5980円/年 ※いずれも税込、初期費用不要
サイズ:109.7×53.5×56㎜(高さ調節アジャスタで最大+28㎜)、重さ196g(電池込)
カラー:ブラック、ホワイト
その他スペック:【ワイヤレス通信方式】Bluetooth 4.2、【電源仕様】CR123A×2本 ※初期電池同梱、二次電池の利用は非推奨、【電池寿命】500日(1日10回開閉、標準的な設定の場合)、【推奨システム環境】 iOS14以上 / Android8以上 ※専用アプリのアップデートで変更になる場合あり

【会社概要】
社名:ビットキー
設立:2018年
CEO:江尻祐樹
資本金:120億3692万円(2021年9月30日時点 資本準備金を含む)
事業内容:デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発、Home/Workspace/Experience領域におけるコネクトプラットフォームの開発・販売・運用、上記プラットフォームと連携するプロダクトおよびサービスの開発・販売・運用
本社所在地:東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
連絡先:問い合わせフォームにて