壁を傷つけずに固定可能な 大型壁面収納の転倒防止板

2022年02月22日

 住宅向け収納家具を設計する倉田裕之/建築・計画事務所(東京都品川区)は2021年11月より、大型壁面収納「Shelf(シェルフ)」の転倒防止策として、「フィラー板」のオプションサービスの提供を開始しました。壁に傷をつけられない賃貸住宅でも設置することが可能です。

▲天井と棚の上部の隙間に合わせて設置することで転倒防止策に

見た目は天井すれすれの収納棚。インテリアとして違和感ない

倉田裕之/建築・計画事務所 / Shelfの転倒防止策フィラー板のオプションサービス

 倉田裕之/建築・計画事務所は、大型壁面収納「Shelf」の転倒防止策として「フィラー板」のオプションサービスの提供を開始しました。

 このオプションサービスは、「Shelf」の収納棚の縦材の上部と天井の間に、高さを合わせた収納棚と同じ素材の「フィラー板」をはめ込むものです。突っ張り棒と同じ役割を果たし、地震発生時などに転倒を防止できます。あらかじめ埋め込まれている専用金物を組み合わせることで簡単に設置することができ、正面に向かって両手で引っ張らない限りは外れない仕組みとなっています。見た目は天井すれすれまで高さのある収納棚となり、インテリアとして違和感なく設置可能。設置する部屋に合わせて、フィラー板のサイズをカスタマイズして提供されます。

 「Shelf」は壁面を天井まで最大限に活用できるシンプルで丈夫な本棚で、エコ素材を採用したコストパフォーマンスの高いシリーズです。最大サイズが2.3m×2.4mの大型家具なので、今までは転倒防止策として、金具を壁面に取り付ける必要がありました。フィラー板は「Shelf」の上部に取り付けるだけなので、壁に傷をつけられない賃貸住宅でも設置することが可能。転倒リスクを防ぐことができます。倉田裕之社長は「壁に直接家具を固定することに抵抗感を覚える人は多い。今まで設置をちゅうちょしていた賃貸物件や新築物件などでも積極的に導入してほしい」と話します。

【商品概要】
名称:「Shelf」の転倒防止策フィラー板のオプションサービス
価格:※「Shelf」は倉田裕之/建築・計画事務所が開発・デザインするインテリアプロダクトの販売サイト「margherita(マルゲリータ)」で販売。オプションサービスの価格は同社へ問い合せを
サイズ:(一例として)「壁一面の本棚 奥行250mm 縦5コマ×横5コマ / Shelf」の場合W1715×D250×H1800mm
その他:※壁に孔をあけず「フィラー板」による固定は、予め縦材の端部に専用金物を埋め込んでおく必要があるため既存の本棚には適用できない ※地震での転倒に備え本棚は原則壁に固定を薦めるが、賃貸住宅などで壁に固定することが難しい場合に対応

【会社概要】
社名:倉田裕之/建築・計画事務所
設立:1988年
代表取締役:倉田裕之
資本金:1000万円
事業内容:建築設計・監理工業、デザイン及びコンサルテーション、インターネットサイト構築・コンサルテーション、その他上記に付帯する業務、一級建築士事務所
本社所在地:東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
連絡先:電話03-5436-3722(代表)