ペット可物件の管理運営サービス 獣医・建築・管理の専門家が監修

2026年03月12日

 賃貸管理の業務支援システムを開発するアセットコミュニケーションズ(東京都渋谷区)は2026年1月、ペット可物件の管理運営を支援する新サービス「Pet Concierge(ペット コンシェルジュ)」の提供を開始しました。ペット飼育申請から証明書管理、台帳の可視化、原状回復対応、巡回ケア連携までをデジタルで一元管理できるプラットフォームです。ペット可物件の管理運営の⼿間を省き、⼊居者トラブルの予防と物件価値の向上につなげます。

Pet Concierge / アセットコミュニケーションズ


ペット可の落とし穴…
現場で何が起こっているのか

 近年、ペット可物件のニーズは増えていますが、一方で「ペット可物件にしたのに、空室が埋まらない…」「トラブルが増えている…」という声もあります。

 賃貸マンションの現場では、「ペット相談可」「小型犬のみ可」といった条件を記載していても、いざ飼育が始まると、犬種・頭数・体重・ワクチン有無といった飼育情報が曖昧で、トラブルや管理負荷の原因になっていました。

🐈“えっ!?”をなくす 正確な飼育情報の管理が必要

「チワワを飼いたい」と言われて入居をOKしたら「チワワという名前のドーベルマンがやってきた…」という“漫画のような話”も現場では起きています。

 こうしたギャップを防ぐために、飼育情報の正確な把握が欠かせません。オーナーの不安を解消するためにも、トラブルが起きる前の対策が求められています。

🐈現場は“ペット可”だけでは足りなかった…

 ある賃貸物件では、飼育申請や証明書の提出が紙ベースで煩雑となり、管理会社が「どの部屋で誰がどんなペットを飼っているか」を把握できず、不透明な運営状況が続いたこともあります。現場では「飼育申請のあいまいさ」「ワクチン証明書の管理」「犬種・体重・頭数の誤申告」「入居後のトラブル」「情報が紙・メールに分散」などが課題になっています。

 こうした実態から、アセットコミュニケーションズでは、トラブルの芽を早期に防ぐ仕組み、獣医など専門家の知見を組み込んだ管理運営サービスの必要性を痛感。これがPet Concierge開発の出発点になりました。


Pet Conciergeは

属人化になりがちな…
ペット可物件の管理運営をサポート

 Pet Conciergeは、ペット可物件を管理運営するために開発された、サービスプラットフォームです。不動産クラウド、入居者アプリ、会員プラットフォーム基盤を活用し、入居前から退去後までのペット可物件の全プロセスをデジタル化。不動産管理会社が日常業務に導入できる仕組みです。不安要素の多いペット可物件の業務負担を軽減し、入居者満足度と物件価値の向上に貢献します。

 

 ⼊居者向けアプリでは、ペットとの暮らしに関するコミュニティルールの共有や、「困りごと」の相談受付などを⾏います。関連サービスを一元的に提供する会員特典や、ペットごとのカルテ管理、獣医カウンセリング、物件への巡回ライトケア※までを総合的に提供します。

※プランは「Basicプラン」「Care+プラン(動物看護師による物件巡回ライトケア付き)」の2種類

入居者向けアプリで、入居前から退去後までをデジタル支援
入居者はアプリを使い飼育申請・ワクチン証明書・ペットの飼育情報を提出。管理会社は「どの部屋でどんなペットが暮らしているか」を一覧で把握できます。
入居者と「あいまいになりがち…」な飼育ルールを提示し、契約の履行状況を可視化。認識のずれを防ぎます。
犬種・猫種別の「Q&A」「マナー」の入居者向けコンテンツを提供。入居中の「困った!」に応えてトラブルを予防します。
ペット由来の損耗について、退去後の修繕判断や原状回復に必要な情報を履歴から整理できます。
ペット可物件の現状がわかる、トラブル発生率、飼育条件別傾向など、独自データから作成した「市場レポート」を提供します。

サービスの詳細は… 


Pet Conciergeは

最強の専門家チームが開発を監修

 Pet Conciergeは、獣医・建築・賃貸管理の専門家がチームとなり、総合的な知見をもとに開発しました。犬種、猫種ごとにコンテンツを提供するのもその一つです。また、オーナーへの営業で使えるガイドや、エリア別の市場レポートも提供し、ペット可物件の運用設計を総合的にバックアップします。

🐈100犬種66猫種に対応するコンテンツ

 入居中の「困った!」に対応する「Q&A」や「マナー」は、専門家の監修に基づいたコンテンツです。犬種・猫種の違いも踏まえた吠え(鳴き声)、臭い、居室の傷などによるトラブルを予防し、初期対応をアプリでナビゲートします。

Pet Concierge監修者

🐈オーナー営業で使える「トーク集」

『空室リスクを下げる“ペット可提案”の勝ち筋』は、オーナーの不安に対し、管理会社が具体的に答えるための根拠と手順をまとめたトーク集です(全19ページ)。ペット可物件の効果や、提案時の鉄板5ステップなどの具体的な内容で、実務をサポートします。

オーナー提案の根拠になる「賃貸市場データ」「運用設計」「提案トークとQ&A」を掲載

ご希望の方は…

🐈エリア別に分析した「市場レポート」

 アセットコミュニケーションズは、ペット共生についての市場の実態調査を重ねてきました。『ペット共生マンション~市場調査レポート』は、集合住宅におけるペット共生の可能性を検証したものです。エリアごとの分析結果は、オーナー提案の際に活用できます。

市場レポートは「江東区・門前仲町」など首都圏のエリアごとに分析

ご希望の方は…


Pet Conciergeは

物件のバリューアップと差別化を実現

 ペット可物件は「ペットを許すかどうか」ではなく、「管理できる形にできるか」です。「ペット可にしたが空室改善に至っていない…」「ペット飼育に対するクレームや相談に対応できていない…」「業務が煩雑で担当者の負荷が大きい…」などを感じている現場の課題を速やかに解決するのが、Pet Conciergeです。

 さらに「Pet Concierge 導入物件」とすることで、物件の価値やブランドの向上を図ることができ、賃料アップも可能となります。その後は、アプリを通して入居者の満足度を高め、長期入居や更新率の向上につなげることができます。

【サービス概要】
名称 Pet Concierge(ペットコンシェルジュ)
概要 物件診断(診断結果に合った物件提案)、飼育申請(オンライン申込み、ペット登録、標準ペットルール)、入居中のサポート(獣医師相談チャットやBasicとCare+の2タイプあり)、オーナー対応(更新・退去申請、管理アプリ、原状回復工事)
価格 「Basicプラン」提供価格1戸1650円、「Care+」提供価格1戸5500円(すべて税込、代理店契約に基づき販売可能、オプションは要見積もり ※詳細はアセットコミュニケーションズに問い合わせを
サービスURL https://aiconcierge.jp/petconcierge/


【会社概要】
社名 アセットコミュニケーションズ
設立 2011年
代表取締役 近藤統嗣
事業内容 BMクラウド、ZENBU+、X Concierge等、不動産・建物管理向けDXソリューションの企画・開発・運営など
所在地 東京都渋谷区猿楽町29-8 ヒルサイドテラスE棟32