物件価値を高める、戸別の鍵不要オートロック電子錠

2020年07月07日

 『マイロック』は、賃貸住宅でも導入できる、鍵を使わない戸別のオートロック電子錠です。安全性が高く、手持ちのICカードで解錠できるなど利便性も高いことから、導入後は物件の価値が高まります。さらに、管理業務を改善するメリットもあります。

▲設置された『マイロック』
▲カバーを開けるとテンキーがある

金融機関向けの技術で高品質、ピッキングにも強い

セキュラ / マイロック VE-10、マイロックVF-10

 電子錠メーカーのセキュラが、一般住宅向けに展開している『マイロック』。最大のポイントは、鍵を使わない「キーレス」で、暗証番号やリモコン、ICカードなどで解錠できるので「鍵を忘れた…」という心配がないこと、そして、オートロックなので「鍵を閉め忘れた…」もないことです。今後、賃貸住宅のセキュリティでは、エントランスのオートロックだけでなく、「各戸にキーレスのオートロック」が求められるかもしれません。

 セキュラは、社長の藤井英定さんの父である藤井節雄さんが創業しました。もともと、銀行などの金融機関向けに高性能で安全性の高い電気錠を開発・製造していたことから、「これからの時代、一般住宅でも便利で安全な電子錠は求められる」と開発に挑んだそうです。

 こうした性能にこだわる技術集団ゆえ、一般向けながらも、『マイロック』は性能や品質に妥協のないものとなりました。海外製品に比べて価格は高いですが、耐久性が高く、ピッキングなどに強く、設置の場所や扉も選びません。そして最大の強みは、10年間の保証付き、24時間365日のサポート体制です。いざという時は、全国140社の施工アフター代理店があるので、入居者にも、管理会社にも安心感を与えてくれます。

月額690円~のリースで導入のハードルを下げる

 『マイロック』は1996年の発売以来、進化し続け、現在は第4世代となり、手持ちのICカードを使って解錠できるタイプも登場しています。コスト面では、2010年より月額690円~(初期投資なし、施工費・10年保証込み)を導入したことで、賃貸の集合住宅などでの設置が一気に増えました。また、これまで海外製の電子錠を使っていたオーナーも、品質とサポートを求めて『マイロック』を導入する傾向にあり、現在は年間2万台のペースで設置されています。

 賃貸住宅のオーナーからは、『マイロック』を設置することで、「物件の付加価値が上がった」、「家賃交渉で強気に出ることができた」などの声が届いています。さらに、入居・退居時の鍵の受け渡しに手間がかかっていましたが、「導入後は管理業務の改善につながった」という声もあります。

 セキュラの社会的意義について、藤井英定社長は「日本の300年以上続く〝鍵の文化“を変えていく」と意気込みます。鍵をかけ忘れた、鍵をなくしたなどの心配がなく、ピッキングによる被害も少ない『マイロック』が普及し、それが社会の当たり前になることを目指しているそうです。

▲『マイロック』の設置例
▲屋内側の青いボタンでも解錠できる
▲VF-10なら、手持ちのICカードを鍵のように使うことができる
【商品概要】
名称:マイロックVE-10(スタンダード)、マイロックVF-10(ICカード対応)
価格:オープン価格。リースの場合、月額690円(税別、施工費込)~
サイズ:(室外機)VE-10:横55×縦147×高さ18mm、VF-10:横55×縦190×高さ18mm
(室内機)共通:横70×縦175×高さ33凸起部を除くmm
カラー:(室外部)シルバー・ブラック・ゴールド、(室内部)シルバーのみ
注意事項:特になし

【会社概要】
  社名:セキュラ
設立:1996年6月
代表取締役:藤井英定
資本金:1600万円
事業内容:電子錠「マイロックシリーズ」の開発・販売・設置工事、錠前各種・電気錠の修理対応および取り替え・新設工事、自動ドア・シャッターの保守点検および修理対応・取り替え・新設工事など
社員数(従業員数):19人
本社所在地:山口県下関市大和町1-2-8 山口県貿易ビル3F
営業拠点:本社、東京営業所、南九州支社、宮崎営業所、鹿児島営業所
連絡先:フリーダイヤル0120-37-0169
御社ウェブサイトURL http://www.seqra.com/