漆喰が塗れる内装下地シート 賃貸物件への施工も簡単

2022年12月13日

 建築材料の製造・販売などを行う日本プラスター(栃木県佐野市)は、2022年9月から新商品「漆喰ぬってはがせるシート」の販売を開始しました。壁に貼ってすぐに漆喰を塗ることができ、簡単に剥がせる内装下地シートです。原状回復が必要な賃貸物件にも簡単に施工できます。

▲「漆喰ぬってはがせるシート」を使い漆喰を塗った施工例

原状回復工事時は漆喰ごとシートを簡単に剥がせる

日本プラスター/ 漆喰ぬってはがせるシート

「漆喰ぬってはがせるシート」は、原状回復が必要な壁にも漆喰を塗ることができるように開発された内装下地シートです。シールタイプの粘着剤と、吸水による寸法変化を抑制した特殊シートにより、貼ってすぐに漆喰を塗っても壁から剥がれないのが特徴で、施工後も粘着力は持続します。

 原状回復工事時には、粘着力が強すぎない接着剤と、破れにくい特殊シートにより、上に塗ってある漆喰ごと、シートを簡単に剥がすことができます。施工は、内壁への適用を推奨しており、天井は適用外となります。住宅、店舗、オフィスなどの賃貸物件の退去に伴い、壁の原状回復を行う際には、一度石こうボードの状態に戻すことが多くなります。そのため、石こうボードの上から漆喰塗りの壁にしたいという顧客の要望に応えるため、2年の研究開発期間を経て、同商品を完成させました。

【商品概要】
名称:漆喰ぬってはがせるシート
価格:オープン価格
サイズ:幅500㎜×長さ25m、重さ3kg(1ロール)
その他スペック:(施工可能)新品せっこうボード、壁紙の裏紙が残った状態のせっこうボード、パテ処理がされたせっこうボード (施工不可)合板、壁紙、コンクリート壁、塗装下地、古壁下地、木下地

【会社概要】
社名:日本プラスター
創立:1929年
代表取締役社長:奥山浩司
資本金:2000万円
事業内容:ドロマイトプラスター並びにこれを主材料とする建築材料の製造販売、漆喰の製造販売、建築内外壁仕上用塗付及び吹付材の製造販売並びに施工工事、セメント系下地調整塗材の製造販売、その他建築工事に使用する塗壁材の製造販売、モルタル等建築材料に混入又は塗布するエマルションの製造販売、これらに関連する副材料の製造販売並びに石灰・砕骨材の仕入販売、建築用、土木用材料の受託製造、前各号に付帯する一切の業務
社員数:54人
本社所在地:栃木県佐野市多田町188-2
連絡先:電話0283-62-6511