組み合わせる宅配ボックス。電気工事不要、防水仕様で屋外設置　

2022年10月02日

　金属製家具メーカーのエス・ディ・エス（石川県白山市）は、電気工事不要の、プッシュボタン錠で開閉する宅配ボックス「集合住宅向け宅配ボックス」を2022年6月から発売。設置場所や物件の戸数に応じて、大きさの違う３種類の宅配ボックスと、集合ポストを組み合わせて設置することができます。

ポスト下や階段下などのデッドスペースを有効活用

エス・ディ・エス　／　集合住宅向け宅配ボックス

　「集合住宅向け宅配ボックス」は、設置場所や物件の戸数に応じて、大きさの違う宅配ボックスと集合ポストを組み合わせることができる、共有タイプの宅配ボックスです。

　一番大きい100リットルサイズの「スーパーラージ」は、2リットルのペットボトル6本入りの箱が２箱まで入ります。この他、45リットルサイズの「セミラージ」と、「セミラージ」ボックス２個の「セミラージユニット」の計3種類の宅配ボックスがあり、加えて、集合ポストも展開しています。すべての製品が防雨仕様で、屋根のない場所に設置しても中の荷物はぬれないようになっています。屋外にしか設置できないなど、スペースが限られる小規模の集合住宅でも設置が可能。ポスト下や階段下などのデッドスペースなども有効活用できます。

　同社は2017年より戸建て住宅用に、100 リットルの大きい荷物が入る宅配ボックスを販売していましたが、管理会社やオーナーから、賃貸住宅にも設置できないかという要望があり、賃貸住宅向けにも販売を開始しました。代理店やインターネットショップで購入できます。