外出先からスマホで対応。ネット回線利用のIPインターホン　

2022年09月13日

　DOORCOM（ドアコム：東京都港区）は2022年7月から、カメラ付き玄関子機「Akuvox E12i（アキュボックス イー12アイ）」を提供しています。Wi-FiまたはLAN配線でネットに接続することで、入居者はスマホで遠隔操作が可能。専用アプリを使い、外出先でもカメラの映像確認や、来訪者との音声通話を行うことができます。

物件の付加価値やセキュリティーを向上

DOORCOM　／　Akuvox E12i

IPインターホンの販売や施工を手がけるDOORCOMは、カメラ付き玄関子機「Akuvox E12i」の販売を開始しました。インターネットに接続することで、スマホを用いた入居者の遠隔操作に対応。専用のスマホアプリ「Akuvox Smart Plus（スマートプラス）」を利用し、外出先でもカメラの映像確認や来訪者との音声通話を行うことができます。

「Akuvox E12i」は防水性があり、屋外設置が可能。防水規定となるIPコードは暴風雨や台風の中でも致命的な損傷を負わないIP65です。本体サイズは縦146㎜、横70㎜、厚さ23㎜とコンパクト。導入するドアに同製品と連携できるスマートロックが設置されていれば、遠隔解錠やカードキーを用いた解錠にも対応します。

施工後は、24時間年中無休でサポートがあり、入居者からの問い合わせも直接受け付けてくれます。機器の故障や不備など、管理会社が把握する必要がある情報は、設置した物件の管理会社と共有します。物件の付加価値やセキュリティーの向上を目的に、新築や既築、戸数規模を問わず引き合いが多数あるそうです。同社営業部の藤尾浩部長は「1年間で3000戸での設置を目指す。今後は同商品とセットにしたスマートロックなども提供し、賃貸物件のスマートホーム化に寄与していく」と語ります。