企画担当者に聞く②全賃SDGsアワード　最終選考は会場でプレゼン実施

2022年07月04日

全賃SDGsアワード一次審査結果発表【主催者企画】

　全賃SDGsアワード企画担当の編集部の柴田さんに、賃貸トレンドニュース制作部が聞きました！

――全賃SDGsアワードは、どんな企画ですか？

　賃貸業界における優れたSDGsの取り組みを募集・表彰します。資料での一次審査を通過した6社によるプレゼンテーションを行い、「大企業部門」と「中小企業部門」各部門に最優秀賞と優秀賞、審査員特別賞を決定します。参加対象は、賃貸住宅の開発や建築、賃貸および売買仲介、管理を行う企業です。賃貸業界におけるSDGsの具体的な取り組みを知り、自社で実践する際のヒントにしていただきたいと思い企画しました。
■ 全賃SDGsアワード（賃貸住宅フェア2022公式サイト）

――一次審査の結果発表になりましたね。

　30社からご応募をいただいて、一次選考を通過した6社を、6月27日に公式サイトとSNSで発表しました。大企業部門では、大東建託、三好不動産、ウスイホーム。中小企業部門では、CBRE Investment Management Japan、絹川商事、平和建設の各3社です。

――部門ごとの募集でしたか？

　いえ。申込時に登録していただいた企業規模で分けています。

――SDGsというと、取り組み内容も様々ですよね

　そうですね。社会で不足していて、かつ、持続性がある取り組み。収益性がある事業であることも大切です。

　全賃SDGsアワードでは、賃貸不動産業界をボトムアップしたい！という想いで、賃貸不動産業界に波及する、モデルケースになるような取り組みであるかを重視しました。良い取り組みでも、あの企業だからできる、というものは選考から漏れてしまいました。

――印象に残った取り組みはありますか？

　選考は通過しなかったのですが、障がい者グループホームを土地活用の一環として提案し、サブリースする取り組みがありました。地域に必要とされるけど不足するサービスを、収益性のある事業として継続できる取り組みでした。

――全国賃貸住宅新聞社でもSDGsに取り組んでいますか？

　無駄な紙を使わず、デジタルデータで仕事するようになりました。以前は、FAXでのやりとりが普通でした。新聞や展示会の企画として、SDGsに取り組む企業を紹介するのも、メディアだからこそのSDGsの取り組みだと思います。

　全賃SDGsアワード一次選考通過企業の取り組みは、全国賃貸住宅新聞7月18日号にも掲載されます。また、当日のプレゼンテーションと結果発表後、同じ会場で『家主と地主』による企画「持続的社会に挑む家主のSDGｓ座談会」が開催されますよ。

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『賃貸仲介の神』に賃貸住宅フェアで会う！【セミナー紹介】

―― 26日16時からのセミナー『賃貸仲介の神営業リレートーク』について伺います。今年2月の賃貸トレンドニュースにご出演いただいた、≪プロファイリングの神≫藤田さんと≪外国人仲介の神≫木木さんが、賃貸住宅フェアのセミナーに登場ですね

　三好不動産の藤田さんは優しい話し方で、落ち着いてお話ができる方です。持ち前の観察力で、相手の方に併せてマッチした自分を作っていくので、誰もが安心して話せるのではないでしょうか。

　グローバルトラストネットワークスの木木さんは、とにかく元気な方。外国人専門に仲介をしています。日本人には当たり前なことも、外国人には当たり前じゃないことがたくさんあります。光熱費が家賃に含まれているのが当たり前の国の人は、振込用紙に気づかず未払いでトラブルになることも。木木さんは説明の後、逆質問して理解しているか確認をするそうです。

――日本人でも、聞いているようで聞き逃してることはよくありますね

　外国人仲介だけでなく、活かせることがありそうです。

　賃貸トレンドニュースのご出演は今年2月で、まさに繁忙期でした。賃貸住宅フェアのセミナーでは神営業に加え、繁忙期が過ぎた今の現状や、今年の繁忙期がどうだったのかも聞きます。

――それぞれが活躍する地域のお話も聞けそうですね

　藤田さんからは福岡、木木さんからは大阪のお話を聞きます。外国人の入国規制も緩和されて、どう変わってきたのかも聞きます。賃貸トレンドニュースで聞いたよ、という人にも楽しめる内容になっています。会場では、ここもう少し詳しく聞きたかった！ということを聞くチャンスもありますよ。

　ぜひ、会場に足を運んでみてください。

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